- ー 概 ー 要 ー
- 私たちの周りには様々なモノがあふれ、商品のライフサイクルは日ごとに短くなっています。古来より日本では、針供養の習俗に見られるように、「モノ」が単なる「物」ではなく、ある霊性を帯びた「いのち」を持った存在であると考えられてきました。かつては日常生活の多くの場面で資源の消費を抑え、モノを大切に使い、不要なモノも使いまわし、そして壊れても直して使ってきました。このモノを再利用していく合理的ともいえるものづくりの姿勢こそが、新しいライフスタイルの提案に繋がるのではないかと考えます。本企画でご紹介する7組のアーティストたちは、都市の環境の中から、見捨てられ顧みられないものたちを取り上げて、作品として再構成しています。本企画を通して、貴重なものと、そうでないものを線引きする当たり前の感覚が柔らかく刺激され、「日常」を正確に見つめ、日々の暮らしのいたるところに存在している「価値あるもの」への再発見が促されることを願います。
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[開催期間]:2012年5月26日(土)〜7月22日(日)
[開館時間]:午前10時〜午後5時(5月26日は、午前12時〜午後6時)[休館日]:月曜日(ただし、5月28日および祝祭日は開館し、翌日休館)
[主催]:鞆の津ミュージアム・日本財団 [後援]:広島県、広島県教育委員会、福山市、福山市教育委員会 [協力]:ユカリアート、株式会社タカラトミーアーツ