✂ 堀尾聡 切り絵の世界|SATOSHI HORIO THE WORLD OF PAPER-CUT ARTWORKS ✂
2023年に開催した当館企画展《日曜の制作学》出展者でもある堀尾 聡さん(1961~1981)が生前に生み出した切り絵を収録した作品集『堀尾 聡 切り絵の世界|SATOSHI HORIO THE WORLD OF PAPER-CUT ARTWORKS』が完成いたしました。
聡さんは1961年広島県豊田郡瀬戸田町(現・尾道市瀬戸田町)生まれ。小学校入学後に筋ジストロフィーを発症しますが、12歳頃より、便箋と裁ちばさみを使って切り絵の創作を独学で始め、1981年に亡くなるまでの数年間で無数の作品を生み出されました。当時、その表現は新聞や全国版の学習雑誌に掲載されるなど話題となり、学装された切り絵が地元の小中学校へと寄贈されています。その後、廃校になった小学校の校舎内に長い間放置されていたところ、2011年に尾道空き家再生プロジェクトのメンバーによって発見/救出されました。それがきっかけとなって同展覧会へ参加いただくことができ、本書の発行へとつながってきます。
展覧会閉幕後も、個展の実施などでお手伝いするなど様々なかたちでやりとりを続けるなか、聡さんの父・平安喜さんが作品集を自費出版する流れとなり、鞆の津ミュージアムで編集を含めた発行までの作業すべてを担当させていただくかたちとなりました。
本書には、同展覧会への参加や本書発行の起点となった額装作品をはじめ、自宅に遺されていた無数の切り絵やいくつかの特注品、愛用のはさみなど様々な資料のほか、父・平安喜さんへの聞き取りも掲載。本書に登場する切り絵の総体/種類は、現存が確認されている作品のほぼ全点となる役560体!で、聡さんがつくりだした独自の怪獣やロボットや動物や生命体の切り絵が図鑑のようにずらりと姿を現す内容となりました。
鞆の津ミュージアム館内、当館の通販サイトでも購入いただけますので、この機会にぜひどうぞお手にとってごらんになってみてください。
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———✂ 書籍情報 ✂——–
作品集|『堀尾 聡 切り絵の世界|SATOSHI HORIO THE WORLD OF PAPER-CUT ARTWORKS』
判 型|B5変形型(182×263㎜)/フルカラー/本文116P
仕 様|並製版(本体:金箔押し+特色金印刷のカバー付き)
発 行|堀尾 平安喜
編集+制作|社会福祉法人 創樹会 鞆の津ミュージアム
2026年3月5日発行
価 格|¥2,200(税込)
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<目次>
■ はじめに|凡例・・・3p
■ 額装された切り絵・特注品・はさみ・・・5p
■ 堀尾 聡作品の発見と救出・・・24p
文|つるけんたろう
■ 切り絵のそれぞれ<額装/冊子/アルバム/単体保存>・・・27p
■ 堀尾 聡さんの切り絵の創作について
~父・平安喜さんへの聞き取りから~・・・104p
<語り手>堀尾 平安喜
<聞き手>津口 在五+つるけんたろう
■ 終わることのない〈日曜〉に生まれるもの・・・108p
文|津口 在五
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編集 / 執筆 / 撮影 / 紙面デザイン|津口 在五(鞆の津ミュージアム)
編集補助|三宅 良子(鞆の津ミュージアム)
タイトルロゴデザイン|つるけんたろう
協力|堀尾 平安喜、野田 恵、つるけんたろう
印刷|グラフィック
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堀尾 聡(ほりおさとし)プロフィール
1961年広島県生まれ。
小学校入学後、筋ジストロフィーを発症。
12歳頃より、便箋と裁ちばさみを使って切り絵の創作を独学で始め、
亡くなるまでの数年間で無数の作品を生み出した。
1981年永眠。
✂ 紙面紹介 ✂
◎ごあいさつ◎
社会福祉法人創樹会は、福山六方学園創設以来、知的な障がいのある人たちの人生を支えてきました。その営みにおいて私たちは、法人の各事業所を利用されているみなさんが暮らしの中でつくり出す表現を福山六方学園の名称にちなんで《 FUKUROKU ART 》とよび、様々な創作支援活動を行っています。そのような活動から生まれてきた作品はこれまで、公募展で入賞したり国内外の展覧会を通じて紹介されるなど、各方面で知っていただく機会を得てきました。現在も「作品が輝けば、作者も輝く」という考えのもと、個の尊厳を守り、それぞれ自由に表現できる環境を用意すべく、試行錯誤を続けています。
法人の恒例行事として毎年開催してまいりました本展は、今回で通算20回目を迎えることができました。絵画、木工、陶芸、手芸、文字などなど、生活にねざしたそれぞれ固有の表現を通し、「はじめまして」とご挨拶申し上げます。この機会に、つくり手の多様な感性や生き方が映し出される創作物の数々を、ぜひどうぞご覧ください。
◎創樹会について◎
創樹会ホームページ→こちら
創樹会Facebook→こちら
創樹会instagram→こちら
イラスト(原画):七森 友也
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展覧会:第20回 FUKUROKU ART はじめまし展
会 期:2026年2月19日(木)-3月29日(日)
休館日:月・火曜日(ただし、祝日は開館)
時 間:10:00-17:00
入館料:無料
主 催:社会福祉法人 創樹会
お問い合わせ:鞆の津ミュージアム
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ごあいさつ
このたび、広島県知的障害者福祉協会 事業部会 文化・芸術活動の部では、障がいのある人たちの表現をご紹介する展覧会として、第8回目となる《どや、◯◯じゃろ!》を開催いたします。日々これまで、創作活動に取り組んでこられた事業所とつくり手の皆さんに呼びかけ、「うまい/へた」といった常識的なものさしだけにはおさまりきらない「私のところの ◯◯!な表現」に登場を願い、それぞれのかたちに宿るおもしろさや驚きを皆さんと共有したいという思いから本展は企画されました。
絵・立体・手芸・木工・歌・踊り・日常のくせなどなど、ケアの現場のあちらこちらで生まれる 「◯◯!」なものやこと。何がなんだかよくわからないし、言葉ではうまく言いあらわすこともできないけれど、つくり手それぞれの毎日がおりたたまれて、なにはともあれ、そこに在る。そんな「?」で「!」な創作的表現のあれこれを、この機会に、ぜひどうぞご覧ください。
広島県知的障害者福祉協会
事業部会 文化・芸術活動の部
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展覧会:第8回 どや、〇〇じゃろ!展
日 時:2025年11月15日(土)-12月14日(日)10:00-17:00
休館日:月・火曜日(祝日は、開館)※入場無料
会 場:鞆の津ミュージアム(福山市鞆町鞆271-1)
主 催:広島県知的障害者福祉協会 事業部会 文化・芸術の部
参画/協力法人:社会福祉法人 光清学園 / 社会福祉法人 三矢会 / 社会福祉法人 庄原さくら学園 / 社会福祉法人 静和会 / 社会福祉法人 創樹会 / 社会福祉法人 ひとは福祉会 / 社会福祉法人 広島岳心会 / 社会福祉法人 友和の里(あいうえお順)
お問い合わせ:鞆の津ミュージアム Tel 084-970-5380
【関連イベント】
『ひとこまのはて』 関連イベント
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< 概要 > 自死・戦争・事故・災害など様々なかたちで亡くなった人たちの生の物語を絵にかくアーティストの弓指寛治さんをゲストにお迎えし、死や慰霊をテーマとする自作についてご解説いただきながら、近年、強い関心を寄せておられる〈福祉〉についてお話しいただきます。 ******************************************************************** 申し込みは、 ******************************************************************** 【関連イベント】 『ひとこまのはて』 関連イベント
《 ごあいさつ 》 嘘のお話だとわかっていても、それに泣いたり笑ったりできる不思議な⼒が私たちには備わっています。喜怒哀楽、否応なく動く感情に抗えない。架空の存在が⼈⽣の救いとなることもあるでしょう。そんなふうに、想像的なものが私たちの⼼や体へ働きかけて何かしらの反応を引き起こすという意味で、虚/実の境界はとても曖昧なのかもしれません。と同時に、実在しない絵空事があたかも本当であるかのように立ち現れてくるのは、つぶさに連ねられた図像や⾔葉があるからこそ。イメージがひとこまひとこま積み重ねられたその果てに命が吹き込まれ、キャラクターや物語が動き始める。その⽣命感に満ちた「嘘」に私たちはだまされてしまうというわけです。 ⽂を組み合わせる、紙を枠線で分割し絵を描く、図像を連続的に提⽰する、などなど。本展は、連鎖する「コマ」から生まれる物語や時間をめぐる様々な表現をお伝えするものです。思考実験を尽くして綴られる無数のあんな夢やこんな地獄、秘められた誰かどこかの日常や心の光景。物語というそれぞれの小さな宇宙では、ありとあらゆることが起こります。動く幻影をひとこま進むたびごとに出会う「?」と「!」で自分が更新されていく。その意味で物語とは、可能な「私たち」について記された百科事典のようなものかもしれません。鑑賞者はそこに没⼊することで、⾃分ではない誰かへと想像的に成り代わり、他なる現実をわずかに⽣きる。その経験は古今東⻄、他人を知り自分をみつめるきっかけになるとともに、同類だけどばらばらな私たちをつなげる共感を育むために欠かせない営みなのではないでしょうか。 歴史に「もし」はなく、⼈⽣は⼀度きり。この世は思い通りにいかないことばかりですが、そんな現実にいながらも同時に超え出て、今より⾃由で在るために、私たちは物語という夢か現をつくりあげ、そこで遊ぶことをやめないのかもしれません。 ―――――――――――――――――――――――――――――― ◇《 ヒラトモ作品のひみつ 》 ◇《 弓指寛治トーク 》 ◇《 須川亜紀子トーク 》 < 広報物中面-出展者情報 > ※クリックすると拡大してご覧いただけます。 世界バラ会議福山大会記念事業『 ばらばらのばら 』展会場:ふくやま美術館 ギャラリー・ホール (福山市西町2-4-3) ◎ ごあんない ◎ 私たち創樹会は、障がいのある人たちの創作支援を福祉現場において実践するとともに、「国際障害者年」後の1993年に発足した『とっておきの芸術祭 in ふくやま』に最初期から関わり、『陽と風と…』展やコンサートの開催などにおいて長年の間、協働してまいりました。また当法人としても、『はじめまし展』や鞆の津ミュージアムなど、障がいのある 方々の表現をめぐる活動を様々なかたちで試行錯誤しながら続けております。 そのような中、福山市よりお声がけ頂いたことをきっかけに、本展『ばらばらのばら』を開催する運びとなりました。世界各地から福山へ多様な人々が訪れる世界バラ会議の開催されるこの機会に、障がいのある方々を含む多様なつくり手が生み出す表現をご紹介し、作品を通してお互いを知る場をつくりたいと考えたのです。そして、このたびは世界バラ会議にちなみ、展覧会のテーマを「バラ」として作品を募集いたしました。 本展は「バラ」をテーマとするものですが、会場に並んだ作品に描かれ/造形されるバラは、それぞれ色も形も全く異なっています。また「ばら色の人生」という言葉もありますように、本展には、つくり手にとっての楽しみや幸せという意味での「ばら色」をめぐる表現も様々に集まりました。もちろん、その「ばら色」もひとつの色ではなく、人それぞれに違っていることはいうまでもありません。 皆さまの「ばら」は、どんな色やかたちをしているでしょうか? 社会福祉法人 創樹会 🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹 世界バラ会議福山大会記念事業『 ばらばらのばら 』展会 期:2025年5月16日(金)~5月25日(日) 🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹
○ ごあいさつ ○ 本展は、社会福祉法人 創樹会を利用しているみなさんが、ふだんの生活や活動の中で生み出した表現や作品に光をあて、ご紹介するものです。それぞれの価値観や生き方を映し出す多様な創作物を、この機会にぜひご覧ください。 創樹会について 創樹会ホームページ → こちら 〈 展覧会詳細 〉
○ ごあいさつ ○ 本展は、当館の母体・社会福祉法人 創樹会が運営する障害者支援施設「あゆみ苑成人寮」で暮らす内海 卓雄 (うつみ たくお)さんが生み出した様々な表現を一堂に集め、お伝えするものです。1957年生まれの内海さんは、聴覚に障害があるため声を通じた会話ができず、文字によるコミュニケーションも難しいのですが、持ち前の生活力と器用さとを存分にいかしながら、これまで多くの支援者や他の仲間たちと長らく暮らしを共にし、数々の多彩な創作的営みを日常的に続けてきました。 最も得意で愛好する手芸では、小物入れやバッグといった日用品をはじめ、ふぞろいな円形のパッチワークをあしらった丸くて四角いクッションから、平らな立体をつなぎ合わせた独自のぬいぐるみ人形まで、丁寧な裁縫でいろいろとつくりあげていきます。それらの数は膨大なものですが、生地の縁を縫い合わすその針と糸さばきには驚くばかり。使う道具は布やテープでくるみ、自分好みにカスタマイズ。家の絵をよく描いていた時期もありました。はたまた模写をすれば、絶妙なバランスをしたかたちや文字が現れ出ます。図像に沿ってカットした紙類の切り貼りからはスクラップブックが増えていく。合間をぬってパズルに掃除、その他もろもろ。常に何やらすることだらけ。毎日忙しく手を動すうちに、その日その日が終わり、いつの間にか歳をとる。「楽しんで!」と伝える時に、英語では「Enjoy yourself!」とも言うそうですが、誰にとっても、暇や退屈という深い淵を前に自分自身を喜ばせる術を知っていることは、生きるうえでこのうえもなく大切なこと。そんなふうに、自分以外の誰に宛てられるわけでもなく延々と繰り返される活動の中で生まれたチャーミングな物体が、そうでなければ縁遠かったはずの人と人を結びつけ、誰かの喜びにつながることもあるのだから、創作というのは不思議なものとしかいいようがありません。今日も内海さんは何かに没頭し、たのしい時間をつくっています。 〈 展覧会詳細 〉
《ごあいさつ》 SHOKKIは2013年にスタートしたハンドメイドのセラミックレーベル。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ごあいさつ 社会福祉法人 創樹会は福山六方学園の創設以来、知的な障がいのある人たちの人生を支えてきました。その中で私たちは、法人の各事業所を利用されている皆さんが暮らしの中でつくる表現を、福山六方学園の名称にちなんで〈 FUKUROKU ART 〉と呼び、様々な創作支援活動を行なっています。こうした活動の中から生まれた作品はこれまで、公募展で入賞したり国内外の展覧会を通じて紹介されるなど、各方面で知っていただく機会を得てきました。それぞれ自由に表現できる環境を用意すべく、試行錯誤を続けています。 法人の恒例行事として毎年開催して参りました本展は、通算18回目を迎えることができました。絵画、イラスト、木工、陶芸、縫い物など、それぞれの表現を通して「はじめまして」とご挨拶申し上げます。つくり手の多様な感性や生き方が映し出される固有な表現の数々を、この機会にぜひどうぞご覧ください。 *******************************************************************************************
《 ごあいさつ 》 休日や空いた時間を利用して、趣味の活動に没頭する。あるいは、理想にぴったりの製品が見つからないので自分好みにDIYでつくってみたり、日曜画家となって絵筆を動かす。はたまた、とりこになったつくり手の作品を蒐集すべく、古書店や骨董市へ定期的に通う。そんなふうに、与えられた環境では満足できず、自分でも何かをやってみたという経験は誰にでも一度はあるのではないでしょうか。 もちろん、私たち庶民という「無名」のつくり手が暮らしの中で生み出すそれらの小さな表現はプライベートなものであるがゆえ、他の誰かに知られる機会は多くありません。そもそも、広く発表することが念頭におかれていないものも少なくないでしょう。ほかならぬ自分自身の喜びにもっぱら仕える表現は、つくり手それぞれの人生を刻み込んだまま、あちこちで無数に眠っているというわけです。 絵を描く・工作をする・歌を唄う・音を奏でる・服を編む・物を集める・店に通う、などなど。本展はそのような、学校・仕事・家事・育児といった人生その時その時で軸となる営みの「外」で生まれた様々な表現をお伝えするものです。それらは、つくり手が自らの社会的役割から解き放たれる放課後や休日や合間や暇を費やして夢中となったこと、すなわち、文字通り〈日曜〉における創造の賜物。であると同時に、それなしでは得られないごく個人的な快楽と幸福を作者自身にもたらすという意味では、(他人のことはいざ知らず)心の底から安らげる時間としての〈日曜〉をつくることでもあるといえるのかもしれません。 私たちの生存をひそかに支える〈日曜〉の制作にふれる機会をつくること。それが本展のねらいのひとつです。何かと忙しいこの世の中でわずかでもたのしく生きのびていくためには、決して「不要不急」などではありえない、それ自体が生きることの中心を占めるような遊びや休息が必須なのではないでしょうか。 ■ 出展者|関サト子、嶋暎子、奥村隆子、堀江日出男、堀尾聡、寺坂直毅、コレノナ、市田誠 ――――――――――――――――― 企画展|『日曜の制作学』 【関連イベント】 生きのびるための趣味 *******************************
『日曜の制作学』 関連イベント
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ごあいさつ 社会福祉法人 創樹会は福山六方学園の創設以来、知的な障がいのある人たちの人生を支えてきました。その中で私たちは、法人の各事業所を利用されている皆さんが暮らしの中でつくる表現を、福山六方学園の名称にちなんで〈 FUKUROKU ART 〉と呼び、様々な創作支援活動を行なっています。こうした活動の中から生まれた作品はこれまで、公募展で入賞したり国内外の展覧会を通じて紹介されるなど、各方面で知っていただく機会を得てきました。それぞれ自由に表現できる環境を用意すべく、試行錯誤を続けています。 法人の恒例行事として毎年開催して参りました本展は、通算17回目を迎えることができました。絵画、イラスト、木工、陶芸、縫い物など、それぞれの表現を通して「はじめまして」とご挨拶申し上げます。引き続くコロナ禍の中ではございますが、つくり手の多様な感性や生き方が映し出される固有な表現の数々を、この機会にぜひどうぞご覧ください。 *******************************************************************************************
ごあいさつ 広島県知的障害者福祉協会 事業部会 文化・芸術活動の部では今秋、コロナ禍をはさんで3年ぶりとなる展覧会として、第7回 『どや、◯◯じゃろ!』を開催するはこびとなりました。これまで本展では、障害のある方々が生み出した絵や立体など様々な作品を展示してきましたが、このたびは趣向をかえ、利用者さんそれぞれの日常と切っても切り離せない私的な物品や営みを集めて、それにまつわるエピソードと一緒に展示いたします。 他人には何の変哲もないけれど、本人にとってだけは他をもって代えられない楽しみや心の拠り所となっているものやこと。いつも肌身離さず持ち歩いている何か、こだわりのある日用品、いつのまにかしているくせみたいな行為、なんだかわからない不思議な創作物などなど、誰にも共感されないかもしれないごく個人的な「宝」を通じて、持ち主のひそかな価値観や想いにふれてみる。 そんなふうに、「わたし」と「あなた」の間にある小さくて大きい異なりを感じ取る体験を重ねるなかで、私たちは互いの存在を認め合えるようになるのかもしれません。本展が、そのきっかけのひとつとなることを願います。 ———————————————— 展覧会|第7回 『どや、◯◯じゃろ!』 ———————————————— 最新情報は、鞆の津ミュージアムfacebook、instagramでもお伝えしております。
内容|持ち主にとってだけひそかな価値のある様々な〈私物〉を集めた企画展《私物の在処》の図録。他人には何の変哲もないただ普通のどこにでもある物なのに、捨てるに捨てられず、他をもって代えがたい。本書には、そんな全94組95名分の私物とその来歴を収録しています。それぞれの人生にねざした〈ライフスペシフィック〉な私物に映し出されるばらばらな「普通」のかたち。巻末には、画家・作家の瀬尾夏美さんによる寄稿「押入れに続く旅」も掲載しました。鞆の津ミュージアム館内でお買い求めいただけます。通信販売でも購入できますので、ご希望の方は下記をご覧ください。 < 目次 > ◎書籍の通信販売はじめました◎ この度、通信販売で過去の展覧会図録をご購入いただけるようになりました。
ある地域・空間で実際に経験された出来事やある場所にしかないものをめぐって生み出された独自の創作的表現をお伝えする企画展『ここの出来事』図録。出品者への聞き取りにくわえ、トークイベントでお呼びした遺品整理人・小島美羽さんによる「孤独死」自作模型についてのお話や、出品作品《物語るテーブルランナー》についてうかがった作家・鴻池朋子さんへのインタビューも収録しています。 ◎書籍の通信販売はじめました◎
2018年11月30日(土)〜2019年3月3日(日)にかけて、鞆の津ミュージアムで開催した企画展『かたどりの法則』の図録が完成しました。 また、2018年度に開催した企画展、『文体の練習』と『かたどりの法則』の3つの企画展は、2017年度・2018年度と進めてきたアーカイブ事業の一環として行われたものということもあり、テーマが「収集」「言葉」「再現」と、生活の中でつくり出された記録にまつわる様々な表現をお伝えする3部作という形になっています。対象を見聞きし集め、言葉で書き記し、保存・再現して伝える、という流れになっています。 ——–>目次 <展覧会> <図録> ◎書籍の通信販売はじめました◎
2018年6月30日(土)〜9月2日(日)にかけて、鞆の津ミュージアムで開催した企画展『文体の練習』の図録が完成しました。 また、2018年度に開催した企画展、『文体の練習』と『かたどりの法則』の3つの企画展は、2017年度・2018年度と進めてきたアーカイブ事業の一環として行われたものということもあり、テーマが「収集」「言葉」「再現」と、生活の中でつくり出された記録にまつわる様々な表現をお伝えする3部作という形になっています。対象を見聞きし集め、言葉で書き記し、保存・再現して伝える、という流れになっています。 ——–>目次 60.お手本はどこにある -『文体の練習』展について 津口在五 <展覧会> <図 録> ◎書籍の通信販売はじめました◎
2017年12月16日(土)〜2018年3月4日(日)にかけて、鞆の津ミュージアムで開催した企画展『世界の集め方』の図録が完成しました。 また、2018年度に開催した企画展、『文体の練習』と『かたどりの法則』の3つの企画展は、2017年度・2018年度と進めてきたアーカイブ事業の一環として行われたものということもあり、テーマが「収集」「言葉」「再現」と、生活の中でつくり出された記録にまつわる様々な表現をお伝えする3部作という形になっています。対象を見聞きし集め、言葉で書き記し、保存・再現して伝える、という流れになっています。 ——–>目次 展示企画 津口在五 ◎書籍の通信販売はじめました◎
内容|企画展『原子の現場』図録。本展は、原子爆弾により被爆した方や戦争経験者、直接には戦争経験のない世代の人たちによる核や戦争やその記憶をめぐる表現をお伝えするもの。作品図版にあわせて、出展者への聞きとりにくわえ、美術評論家・椹木野衣さんによる論考を収録。さらに、グラフィックデザインを担当していただいた森田晃平さんには、本展広報物を解説する文章を寄稿いただきました。 本の詳細 < 目次 > ◎書籍の通信販売はじめました◎
《 ごあいさつ 》 本展は、福祉の現場から生まれた様々な雑貨を集めてお伝えするものです。全国各地にある障害者支援施設や家庭では、日々、仕事や日課として創作活動が行われていますが、そこでつくられるのは絵や立体物といった「作品」だけではありません。それらを意匠的素材に用いた手づくりによる服飾品・食器・文房具、お菓子やおもちゃなど、日常的に使い味わうことのできる生活の品々も生み出されています。近年は、DTP環境の普及とインターネットを介したオンライン製造・販売の一般化、郷土の伝統文化やデザイナーとの協働といった動きを通じて、多様な商品が自在に姿を現すようにもなりました。また、その工程には、作者の興味や特性をよく知る共同製作者としての支援員によるアイデアや手作業が欠かせません。ものづくりをするケアの現場には、相手の力を利用して投げる合気道のように、作者/作品の強みや可能性をうまく生かしながら、遠くに届ける媒介者が必要だからです。 そのようにして、身につける・ものを入れる・食べる・綴る・飾る・遊ぶ・贈る…ことのできるかたちをまとった雑貨は、買う人と作者を(文字通り)密接に結びつける縁(よすが)となるでしょう。それらは、私たちの暮らしを豊かにしてくれるだけでなく、買い求めることが作者の喜びや経済的還元にもつながっていく。所有し、生活の中で使ってはじめて感じられる親しみもあるはずです。この意味で、心に響く雑貨をつくることは、買う人と作者の間に橋を渡し、その関係をより近しいものへと編み直す営みでもあるのかもしれません。 「幸せ」を意味する福祉/welfareは、語源的に「いい旅」「争いなく共に在る」のように〈よき生〉といった意味合いをもつ言葉。作者それぞれにとっての享楽的な創作や遊びから生み出される雑貨は、つながりのなかった人と人を驚きでもってつなぎ、買う人の生にもたのしさと幸せをもたらすというわけです。そんなふうに、作品鑑賞とはまた異なる仕方で「福祉」を世にひらくメディアとしての雑貨の今日(こんにち)を、ぜひどうぞご覧ください。 【 出展 】 ********************************************************************************************************************************** 【 展覧会情報 】 **********************************************************************************************************************************
【関連イベント】 『ここの出来事』 関連イベント
《 ごあいさつ 》 どこにでもある何でもない物なのに、他をもって代えがたい。捨てるに捨てられず、家の中に長年とっておいてあるようなもの。例えば、家族がつくった人形や工作や絵・歌声を録音したカセットテープ・手紙や日記・スナップ写真・お土産・愛用の衣類や文房具や携帯電話・お菓子の空袋・雑貨・レシート・偶然に道で拾った石やがらくたなどなど、その他もろもろ。それらは、物それぞれの来歴を知らない人にとって、何の変哲もないただの物にすぎません。しかし持ち主にとっては、ここにしかない宝物だということさえあるでしょう。 本展はそのような、ある誰かひとりの生(せい)にとってだけひそかな価値をもつ様々な個人の持ち物を集め、お伝えするものです。「作品」は誰もがつくるわけではありませんが、身のまわりの日用品に固有の意味を持たせるという営みは日常に遍在し、誰もがいつのまにか行っています。それは、ありふれた物に特別な居場所を与え、ごく私的に価値あるものへ変質させるひとつの表現術にほかなりません。それがなければ、なぜかさびしい。「芸術/art」の語源が「技術/ars」にあることを思い起こすなら、このたび光を当てるのは、自らの生を支える技法としての芸術だといえます。 これまで当館では、障害の有無や有名無名にかかわらず、既存の美的規範にとらわれない独自の創作的表現を紹介してきました。そのような常識からの逸脱によって特徴づけられる「アウトサイダー・アート」は、近年ひろく注目を集めています。とはいえ、何がアウトサイド=「外」であるのかは、時代や場所や文化や人に相対的で常に同じとは限らず、「内」すなわち(今ここで)常識と考えられていることがらと表裏一体。こちらの「普通」は、あちらの「特殊」というわけです。 外を外たらしめている内、すなわち「普通」とは一体どのようにかたちづくられているのでしょうか。誰かのくせや人生にねざした〈ライフ・スペシフィック〉とでもいうべき私物の中に、私たちのばらばらな「普通」とその尺度をのぞいてみる。自分の中にこそ「外」はひそんでいるのかもしれません。 ******************************************************************************************************************************* 【 展覧会情報 】 *******************************************************************************************************************************
※新型コロナウィルス感染症対策のため、ご入館の際は、マスクの着用・手指のご消毒・検温・連絡先のご記入のご協力をお願いしております。
ごあいさつ本展は、社会福祉法人 創樹会を利用しているみなさんがふだんの生活や活動の中で生み出した表現や作品に光を当て、ご紹介するものです。 新型コロナウィルス感染症防止対策のため ご来館の皆さまへのお願い○ご入館の際は○
○展示室でのご鑑賞中は○
《以下のような場合、ご来場いただけません》
ご協力ほど、どうぞよろしくお願いいたします。
社会福祉法人 創樹会について社会福祉法人 創樹会は、福山六方学園の創設以来60年にわたって、知的な障がいのある人たちの人生を支えてきました。福山六方学園の名称にちなんで、法人の事業所を利用されているみなさんが生み出す作品を 〈 FUKUROKU ART 〉と呼び、「作品が輝けば、作者も輝く」という考え方のもと、様々な創作支援活動を行っています。 社会福祉法人 創樹会 HP → こちら ![]()
《 ごあいさつ 》 《 出展者 》
◎イベント情報◎ ※イベントは終了いたしました。 鴻池朋子トークイベント
【関連イベント】 『ここの出来事』 関連イベント
< 展覧会 > 社会福祉法人 創樹会 60周年記念 FUKUROKU ART 『蔵出し』展 社会福祉法人 創樹会は、福山六方学園創設以来60年にわたって、知的な障害のある人たちの人生を支えています。 社会福祉法人 創樹会の60周年を記念して開く本展では、今日までにつくられた膨大な創作物全体の中より、そのごく一部をお伝え致します。 社会福祉法人 創樹会のホームページは、こちら ******************************************************************* |






















































